今までに検討してきたiDeCoのメリット、デメリットと疑問点、検討結果を以下の表にまとめました。
iDeCoは、受取時に工夫することで、「税金を抑える」というメリットを最大限享受できます。(当ブログ「課税の繰り延べなのか?」にて詳説)
また、掛金の変更も可能なため、急な支出が必要な場合にもある程度対応できますし、60歳時にリーマンショックのような資産価値の大幅な下落があったとしても、それから70歳までの間に資産価値が回復するのを待って受け取ることが可能です。(当ブログ「デメリットを検討」にて詳説)
運用は自己責任ですが、運用する投資商品について適切なものを選択すれば、税制優遇措置を超えるほどの損失が出る可能性は低いものと考えます。(当ブログ「デメリットを検討」にて詳説)
手数料が掛かるとはいえ、節税効果や運用益が手数料分を上回る可能性が高いものと考えます。(当ブログ「手数料を検討」にて詳説)
以上のことから、私はiDeCoのメリットがデメリットを上回ると考えましたので、iDeCoを活用してみたいと思っています。
利用する金融機関
金融機関については、手数料と商品ラインアップ等を考え、楽天証券を利用することにしました。
毎月の口座管理手数料が最初の1年間または資産額10万円以上から無料になる楽天証券で「たわらノーロード 先進国株式」を上限の月額12,000円分積み立てていき、資産額が50万円に到達したら、改めてSBI証券と楽天証券の商品ラインアップ等を検討して、シーゲル教授のポートフォリオに近づけられる金融機関に移換します。
今のところは、残高が50万円に到達した後はSBI証券に移換し、「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ積み立てていく予定です。
今のところは、残高が50万円に到達した後はSBI証券に移換し、「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ積み立てていく予定です。
iDeCoを検討する際に参考にした書籍
私がiDeCoについて検討した際に参考にした書籍やサイト等を紹介します。
iDeCoについて図表を交えて分かりやすく説明しています。
多少細かい専門的な箇所もありますが、iDeCoについて調べている方にとっては、特に問題ない内容だと思います。
主要な証券会社の商品ラインアップの記載もあり、iDeCoの肝である受取方法についても詳しく記載されています。
私は、iDeCoの特徴をつかむにはこの本で必要十分ではないかと思います。
iDeCo以外の、企業型確定拠出年金についても説明しています。
こちらも図表を交えて分かりやすい説明がなされており、投資商品の運用指針についての記載もあります。(私の運用方針とほぼ同じものもありました笑)
ただ、上の本と比べて、多少物足りない印象を受けました。
iDeCoの解説の他に、そもそもiDeCo始める前に生活防衛資金を貯めた方がよいことなど、現在や老後のライフプランなどの解説も行っています。
また、iDeCoについては、家計のタイプ別の運用方針を紹介しています。
参考にしたサイト等
少し固くて味気ないですが、制度設計を行った方々の解説はやはり参考になります。
こちらも固いですが参考になります。
税控除の額や手続の流れ等が載っています。
全ての金融機関の手数料がこちらで調べられます。
DAIAMOND onlineの記事です。受取方法について詳しく解説しています。
制度の概要を掴んで法律の条文を読めば、ある程度のことは解決します。