【資産公開】iDeCo口座の状況(2019年3月時点)

2018年9月から約半年ぶり、久々の更新になります。

今回は、2017年1月から開始したiDeCo口座の、2019年3月現在の状況を紹介します。

iDeCoについては、楽天証券に楽天VTIと楽天VTが登場した2018年3月以降は、以下のような運用を行っています。

  • 口座は楽天証券で開設する
  • 商品は「楽天VTI」と「楽天VT」を1:1の割合で運用する
  • 毎月の掛金は12,000円

楽天VTIや楽天VTについては、以下の記事をご覧ください。



2019年3月時点のiDeCo口座の状況


2019年3月時点のiDeCo口座は、このようになっています。

掛金額は288,000円(12,000円×24か月分)となっており、加入手数料等の諸々の手数料を差し引いた投資累計額は281,343円となっています。

この281,343円を「楽天VTI」と「楽天VT」で運用した結果、3月15日現在では293,718円となっており、12,375円(3.92%)の含み益が生じています。

2018年末に株価の下落があったことを受けて、時価評価額が減少していますが、それでも十分プラス圏内に留まっています。


皮算用タイム


それでは、今回のペース(3.92%/年)で資産が増えていくとすると、20年後にはどのようになるのかについても、また試算してみます。
2,868,000円を拠出して4,239,983円、拠出金額の約1.47倍を受け取るということになります。

今回は、2018年末の株価の下落の影響が大きかったこともあり、前回のペース(10.05%/年)ほどの時価評価額にはなっていません。

ただ、それでも十分資産が増えていくことが分かります。


iDeCo口座に関する所感など


2018年12月から2019年1月にかけて、米国と中国との貿易摩擦の影響により株価が下落したことを受けて、私のiDeCo口座の時価評価額も一時マイナスになりました。

しかし、それでも2019年2月には再び時価評価額がプラスに戻り、2019年3月現在もプラスを維持しています。

ベンジャミン・グレアムやチャールズ・エリスが述べるように、「ミスター・マーケット」に惑わされず、淡々と積み立てを続けることの重要性が分かります。
ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』によれば、ミスター・マーケットは精神的に不安定で、感情的な行動を取りがちだ。有頂天になったかと思えば、落ち込んで絶望的な気分に浸ってしまう。とても気分屋なので、いつ気持ちがどちらに振れるかわからない。
彼はなんとかして自分のその時の気分に私たちを引きずり込み、売買をさせようとする。なるべく多くの取引をさせるために、頻繁に、時には激しく、価格を変える。いたずら好きのミスター・マーケットは、いつも投資家を翻弄する。予想外の収益や配当、インフレや政策変更などをちらつかせ、投資家の気を引こうとする。(チャールズ・エリス「敗者のゲーム」より引用)

ただ、淡々と積み立てを行いつつも、思考停止には陥らないよう、気を付けたいと思います。


今日のまとめ


  • 2019年3月15日現在では、iDeCo口座は+12,375円、+3.92%となっている。
  • ミスター・マーケットに惑わされず、淡々とiDeCo口座の積み立てを続ける。