2017年のNISA口座、iDeCo口座や特定口座の投資成績と2018年の運用方針

明けましておめでとうございます。

去年は、ダウ平均が25%も上昇するなど、(GE太郎さんなどを除き)ほとんどの米国株投資家にとっては嬉しい年だったのではないでしょうか。

2018年も、去年と同じように様々な銘柄の株価が上昇してほしいですね!

今回は、2017年の私の投資成績と、2018年の運用方針について紹介したいと思います。

私は、NISA口座、iDeCo口座と特定口座で資産を運用しているので、まずはそれぞれの成績を紹介して、これを踏まえた2018年の運用方針について考えてみます。



2017年のNISA口座の投資成績


NISA口座については、SBI証券で運用を行っていますが、以下のような成績となりました。

銘柄
平均
購入
株価
購入
金額
現在の
株価
時価
評価額
損益
($)
損益
(%)
米国株
VOO7191.911,343.35245.291,717.03373.6827.82%
VTI15121.271,819.01137.252,058.75239.7413.18%
非米国株VXUS4351.762,225.5756.812,442.83217.269.76%
高配当戦略HDV2283.191,830.2490.141,983.08152.848.35%
グローバル戦略IBM7178.301,248.10153.421,073.94-174.16-13.95%
セクター投資VDC11139.681,536.44146.041,606.4470.004.56%
バリュー戦略BRK.B8164.001,312.00198.221,585.76273.7620.87%
合計11,314.7012,467.831,153.1310.19%

これに、配当金が206.23ドル加わりますので、配当込みの損益は1359.36ドル、最終的なリターンは、12.01%となりました。

ちなみに、私は毎月21日にこれらの商品を買い増していましたが、仮にVTIを毎月21日に買い増していた場合の配当込みのリターンは、10.18%になります。

私のNISA口座のリターン(12.01%)は、VTIのみの場合のリターン(10.18%)を上回っていたことになります。

IBMの下落はありつつも、まずまずの成績は上げられたのではないでしょうか。


2018年のNISA口座の運用方針


まず、2018年からつみたてNISAが始まりますが、私は、以前両者を比較検討した結果から、現行NISAのままで運用することにしました。

続いて、現行NISA枠で買い増していくETFなどですが、2017年の運用成績が特に問題がなかったことから、2018年も同様の方針で運用していきたいと思います。

基本的には、以下のようなシーゲル推奨ポートフォリオの割合を崩さないようにETFを買い増していきたいと思います。



ただ、高配当戦略部分については、2018年は、ブラックロックのHDVではなく、バンガードのVYMを購入してみたいと思います。

また、セクター投資部分については、2018年は、生活必需品セクター(VDC)ではなく、ヘルスケアセクター(VHT)を購入してみます。

バリュー戦略部分のBRK.Bはそのまま、グローバル戦略部分については、面白いのでIBMと心中します笑

NISA口座については、2018年はこのような方針で臨みたいと思います。


2017年のiDeCo口座の投資成績


iDeCo口座については、今年2017年から楽天証券で運用を行っていますが、以下のような成績となりました。
「たわらノーロード 先進国株式」のみでの運用を行い、10.8%のリターンとなりました。

なお、iDeCoについては、私の場合は、所得税と住民税がそれぞれ約10%ずつ控除されるため、実質的なリターンは約30%ほどになります。

iDeCo口座も、VTIを買い増した場合のリターン(10.18%)を上回ることができました。


2018年のiDeCo口座の運用方針


2018年のiDeCo口座については、2017年12月23日から、楽天証券のiDeCoセレクションに「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が加わったため、これを組み入れた運用を行いたいと思います。

また、2018年1月10日から、「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」が設定されますが、これがiDeCoセレクションに加わることになれば、これもiDeCo口座に組み入れていきたいと思います。

このように、2018年のiDeCo口座についても、シーゲル教授推奨ポートフォリオに近づけるよう、新たな商品の組み入れを行っていきます。

運用商品の入れ替え(スイッチング)の方法等については、また改めて紹介したいと思います。


2017年の特定口座の投資成績


特定口座では、Google、Amazon、フィリップモリスやホームデポなどの個別株を中心に運用を行っています。

2017年は、エクソンモービルなどで含み損が発生しているものの、配当込みで22.71%のリターンを得ることができました。


2018年の特定口座の運用方針


2018年の特定口座の運用方針が、一番の悩みどころです。今考えているのは、以下の3つの方針です。
  1. このまま個別株投資を続けていく
  2. 個別株を段階的に売却し、VTI等のETFに切り替えていく
  3. 個別株を段階的に売却し、最近はやりの「ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ」を採用する
VTI等のETFを超えるリターンを得られる銘柄を正確に探り当てることは難しいことなどを考えると、VTI等のETFを購入しておけば十分なようにも思えます。

また、VTIより少ないリスクでVTIより大きいリターンが得られると最近噂の、「ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ」を採用することもアリかなとも思います。

ただ、やはり、個別株への投資にはロマンもあります。

特定口座については、このような方針のどちらを選択するか、もう少し悩んでみたいと思います。


今日のまとめ


  • 2017年のNISA口座、iDeCo口座や特定口座の成績を紹介した。
  • 2018年のNISA口座、iDeCo口座や特定口座の運用方針を紹介した。