iDeCoについては、私は大まかには以下のような運用を行っています。
- 口座は楽天証券で開設する
- 商品は「たわらノーロード 先進国株式」のみで運用する
- 毎月の掛金は12,000円
ただ、前にも紹介したとおり、平成29年5月19日から、SBI証券の口座管理手数料が楽天と同様に0円になっています。
そのため、今から私がiDeCoを始めるのであれば、以前の記事で検討していたように、SBI証券で「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ購入して運用すると思います。
それでは、楽天証券の「たわらノーロード 先進国株式」のみでiDeCoの運用を行った結果、12月時点ではどのような状況になったのでしょうか。
2017年12月時点のiDeCo口座の状況
今年の2月から掛金の拠出が始まり、現時点では10月分までの結果が表示されています。
掛金額は108,000円(12,000円×9か月分)となっており、加入手数料等の諸々の手数料を差し引いた投資累計額は103,848円となっています。
この103,848円を「たわらノーロード先進国株式」で運用した結果、12月11日現在では113,565円となっており、9,717円(9.4%)の含み益が生じています。
前回は8.4%の含み益だったので、それより増加しています。
まあ、受け取りは20~30年後になるので、1ヶ月ごとの変化に一喜一憂しても意味はないのですが、減少するよりは嬉しいものです。
それでは、前回と同様に、このペース(9.4%)で資産が増えていくとすると、20年後にはどのようになるのかについても、皮算用と思いつつもまた試算してみます笑
2,868,000円を拠出して8,095,306円を受け取るということになります。
拠出金額の約3.5倍になります。800万円を超えますか…
受け取りの際にこのようになってくれるとありがたいですが、ちょっと上手くいきすぎですね。
iDeCo口座の現状に関する所感
iDeCo口座については、12月時点で、9.4%の含み益となっていますが、これは、偶然にも12月11日時点のNISA口座の含み益と同じ値になっています。
このことに関連して、一抹の不安を覚えることがありました。
私は、シーゲル教授のポートフォリオに沿った形で運用方針を設定していますが、それだとどうしても、米国株や先進国株を中心に運用することになります。
これについて、iDeCo口座、NISA口座で同じ運用方針を行っていると、例えば米国株等が大幅に下落した場合に、両方の口座が共倒れすることにはならないでしょうか。
資産運用をしているみなさんは、iDeCo口座、NISA口座やその他の口座で運用方針を変えているのでしょうか。
共倒れをする時期があったとしても、いずれ米国株等が回復することは過去のデータが示しているのであって、気にする必要はないのでしょうか。
このあたりは、他の方の意見も参考にしながら、今後検討を重ねていきたいと思います。
今日のまとめ
- 平成29年12月時点では、iDeCo口座は+9,717円、+9.4%となっている。
- iDeCo口座、NISA口座で同様の運用方針を採ることの妥当性については要検討。