【資産公開】NISA口座の状況(2018年8月時点)



2018年2月~7月も、従来のNISA口座でVTI、VXSU、VYMとVHTを定期購入し続けています。

購入の際にはSBI証券のNISA口座を利用しているので、手数料は掛かっていません。

これまでの購入で、私の保有するETF等の合計は表のようになりました。現在の株価などは、2018年8月26日時点のものです。


これまでに受領した配当金は395.61ドルなので、配当金込みでの損益は、+1642.42ドル+9.08%)となっています。



シーゲル推奨ポートフォリオとの比較


私の現在のETF等のポートフォリオ(左)と、シーゲル推奨ポートフォリオ(右)との比較は下の円グラフのようになっています。


バリュー戦略部分のBRK.Bについては、2018年1月に購入したIBMと少し購入時期をズラそうと考えていたのですが、下落局面が続いており、購入に踏み切ることができずにいました。

長期的に見ると誤差程度の動きだと思うので、来月あたりに買い増したいと思います。


前回紹介した2018年1月時点と比較して思うこと


今回(+1642.42ドル)は、前回(+2032.69ドル)と比べて含み益が400ドル近く下落していますが、それでもまずまずの含み益を維持することができました。

前回と比べて、大きく下落しているのは、VXUS、VDCとIBMです。

VXUS(米国を除く世界の株式市場をカバーするETF)については、アメリカ・トルコ関係の悪化や、アメリカ・中国の貿易戦争の影響で下落しているものと考えられます。

VDC(米国の生活必需品セクターをカバーするETF)については、FRBの利上げにより米国債の利回りが上昇したため、配当収入による安定成長をウリにしている生活必需品セクターの人気がなくなり、下落しているものと考えられます。

IBMについては、特に言うことはありません…笑

また、含み益のうち、段々と配当収入の占める割合が多くなってきています(前回10%→今回24%)。

配当収入は、株価の動きに左右されることなく定期的に得られるため、心理的な安心感が高まります。

「配当再投資は、下落局面でのプロテクターとなり、株価がいったん上昇に転じれば、リターンのアクセル(加速装置)となる。」というシーゲルの言葉が実感できるようになってきました。


今後の予定


VXUSは、アメリカとトルコや中国との関係が落ち着けば上昇してくるものと考えられ、VDCについても、過去のデータからすると、長期的に見れば上昇してくると思われます。

何より、2018年1月時点と比べて、400ドル程度含み益が減少していますが、それでも損失が出ているわけではなく、まずまずの成績を維持できています。

そのため、今後も、シーゲルのいう「アクセル」になることを期待して、VXUSやVDCも含めて、定期購入を続けていきたいと思います。

このままのペースで定期購入を続けると、来月には、NISA口座でのETF等の資産が2万ドルの大台に乗る予定です!

なお、ジョン・C・ボーグル著「インデックス投資は勝者のゲーム」を読んでからは、NISA口座内の銘柄が多すぎることが少し気になっています。

HDVとVYM,VDCとVHTについては、NISA口座のロールオーバー時までに、整理するかどうか検討していきたいと思います。


今日のまとめ


  • NISA口座の状況としては、前回と比較して含み益が減少しているが、それでもまずまずの成績を維持できている。
  • 「株価がいったん上昇に転じれば、リターンのアクセル(加速装置)となる」というシーゲルの言葉を信じて、今後もETF等の定期購入を続ける。
  • 銘柄数の整理については、NISA口座のロールオーバー時までに検討する。