先日、国民年金基金連合会から、この所得控除のために必要となる、平成29年分の掛金払込証明書が届きました。
今回は、iDeCo口座の現状と掛金払込証明書について紹介します。
確定拠出年金(iDeCo)口座の現状
今年の2月から掛金の拠出が始まり、現時点では9月分までの結果が表示されています。
掛金額は96,000円(12,000円×8か月分)となっており、加入手数料等の諸々の手数料を差し引いた投資累計額は92,015円となっています。
この92,015円を「たわらノーロード先進国株式」で運用した結果、11月1日現在では99,775円となっており、8.4%の含み益が生じています。
意外といい感じで増加していっていますね。
このペース(8.4%)で資産が増えていくとすると、20年後には2,868,000円を拠出して7,170,479円を受け取るということになります。
実に、拠出金額の約2.5倍に増加することになります!
まあ皮算用ですが、このようにいい感じの結果が想定されると嬉しいですね。
実に、拠出金額の約2.5倍に増加することになります!
まあ皮算用ですが、このようにいい感じの結果が想定されると嬉しいですね。
iDeCoについては、NYダウと連動する商品を揃えていたSBI証券と、手数料が当時は最安だった楽天証券のどちらで開始するか悩んだ結果、私は楽天証券で開始しました。
しかし、その後にSBI証券が楽天証券と同様の手数料体系にしたため、SBI証券にしておけば…と思っていたのですが、結果オーライということにしたいと思います。
ただ、NYダウやS&P500に連動する商品等はやはり魅力がありますので、楽天証券でも取り扱いを開始することを願っています。
しかし、その後にSBI証券が楽天証券と同様の手数料体系にしたため、SBI証券にしておけば…と思っていたのですが、結果オーライということにしたいと思います。
ただ、NYダウやS&P500に連動する商品等はやはり魅力がありますので、楽天証券でも取り扱いを開始することを願っています。
iDeCoの掛金払込証明書
届いた掛金払込証明書 |
そして、サラリーマンの場合、この所得控除を得るためには、年末調整の際に「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」にその年のiDeCoの掛金額を記入する必要があります。
給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書 |
「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」の書き方については、改めて紹介したいと思います。
実際の控除額はどのくらいになるのか?
なお、iDeCoの所得控除には、所得税分と住民税分があります。
所得税分については、年末調整で還付されることになり、住民税については、来年の6月分から、掛金額を控除した金額で税金額が決定されることになります。
具体的には、私は、平成29年のiDeCoの掛金合計額が132,000円となる予定ですので、所得税が10%とすると、13,200円が還付されることになります。
また、来年6月からの住民税についても、13,200円だけ住民税納付額が下がることになります(132,000円×住民税10%)。
所得税の還付金の使いみち
還付される予定の13,200円については、何かを購入してもいいと思うのですが、私の場合は、配当金と同等のものと考えようと思っています。132,000円を拠出して、10%(13,200円)の配当金を得たものと考えます。
そして、配当金を再投資して複利効果を得るのと同じように、この還付金(≒配当金)についても再投資して、福利効果を狙いたいと思います。
投資先については、改めて検討しますが、楽天証券だと、最近登場した「楽天・全米株式インデックス・ファンド」等を考えています。
今日のまとめ
- iDeCo口座は順調に含み益を増やしている。
- iDeCoで所得控除を得るためには、掛金払込証明書が必要。届いた証明書は大切に保管する。
- iDeCoの所得税還付金を再投資し、福利効果を狙う。