2017年1月分のETFを購入しました(VTI、VXUS、HDV、VDC)

先日の「2017年の資産運用方針」では、今後購入するETFなどを検討しましたが、その方針に従って1月分のETFを購入しました。

今月は、VTIを2株、VXUSを3株、HDVを2株、VDCを1株を購入しました。SBI証券のNISA口座を利用しているので、購入手数料は掛かっていません。

今回の購入で、私の保有するETFの合計は表のようになりました。現在の株価などは、2017年1月14日時点のものです。なお、昨年購入していたETFも加えています。

(株価や金額の単位:ドル)
銘柄
平均
購入
株価
購入
金額
現在の
株価
時価
評価額
損益
($)
損益
(%)
米国株
VOO7191.911,343.35208.461,459.22115.878.63%
VTI3114.58343.73117.22351.667.932.31%
非米国株VXUS646.67280.0347.52285.125.091.82%
高配当戦略HDV680.36482.1581.78490.688.531.77%
グローバル戦略
セクター投資VDC2132.56265.11133.42266.841.730.65%
バリュー戦略
合計2,714.372,853.52139.155.13%




シーゲル推奨ポートフォリオとの比較



私の現在のETFのポートフォリオとシーゲル推奨ポートフォリオの割合との比較は上の円グラフのようになります。

私のETFのポートフォリオについては、まだまだ購入を始めたばかりで今後大きく変動していくとは思いますが、できる限り右のポートフォリオに近づけていきたいと思っています。

グローバル戦略やバリュー戦略の部分については、まだ購入できていませんが、前者はIBMやPM、後者はBRK-Bなどを検討しています。


昨年少しだけ購入したVOOについて


昨年少しだけ購入した、表の米国株部分に含めているVOOについて説明します。

VOOとは、正式名称を「Vanguard 500 Index Fund」といい、バンガード社が販売しているETFです。

VTIはほぼ全てのアメリカ株をカバーするのに対し、VOOは「S&P500」という、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数に連動するETFであって、アメリカの大型株で構成されています。

両者を比較するとこのようになります。

VOOVTI
名称Vanguard
500 Index Fund
Vanguard
Total Stock Market ETF
インデックスS&P500指数CRSP USトータル・
マーケット・インデックス
構成株式銘柄数5053613
経費率0.05%0.05%
純資産総額$516.47億$648.10億
過去5年平均リターン16.33%16.33%
株価$208.46$117.22
配当1.90%2.39%

また、両者の昨年の値動きの比較は以下のとおりです。
両者の特徴やリターン、値動きにはほとんど差がなく、好みで決めてしまっても良いのではないかという考え方もあります。

ただ、私は以下の理由からVTIを選択しました。ちなみに、1と2はシーゲル教授の考えです。
  1. VTIはVOOと異なりアメリカの中小型株もカバーしていてポートフォリオの分散度がより高いこと
  2. S&P500に新規採用される銘柄は過大評価されていることが多く、それが結果としてリターン下げる場合があるが、実質的に全ての銘柄に連動するVTIにはその心配がないこと
  3. VTIの株価はVOOの約半分であり、ポートフォリオの調整がしやすいこと
  4. VTIの方が配当が高いこと
まだまだETFの合計金額は少ないですが、今後も定期購入を続けて行きたいと思います。