2017年6月時点のiDeCo口座の状況

今回は、平成29年1月から開始したiDeCo口座の、平成29年6月現在の状況を紹介したいと思います。

iDeCoについては、色々と検討しましたが、大まかには以下のような運用を行っています。

  • 口座は楽天証券で開設する
  • 商品は「たわらノーロード 先進国株式」のみで運用する
  • 毎月の掛金は12,000円


以前に検討した際の記事はこちらです。

※私が楽天証券で口座を開設したのち、平成29年5月19日から、SBI証券が無条件で口座管理手数料を0円に変更しました。
そのため、今から私がiDeCoを開始する場合は、上の記事で検討していたように、SBI証券で「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ購入して運用すると思います。


平成29年6月時点のiDeCo口座状況

楽天証券でのiDeCo口座の状況は、このようになっています。

1月~4月までの4か月で、実際に拠出した金額は12,000×4=48,000円です。

そのうち、手数料等が引かれた44,683円が累計投資額となっており、その現在の評価額は46,696円となっています。

累計投資額と比べた収支としては、+2,013円+4.5%となっています。


このペースで20年間運用するとどうなるのか?


皮算用ですが、+4.5%で20年運用した場合に、資産がどのようになるのか試算してみました。

年数累計拠出金累計手数料累計投資額評価額
1144,0004,653139,347145,289
2288,0006,657281,343299,580
3432,0008,661423,339460,495
4576,00010,665565,335628,331
5720,00012,669707,331803,400
6864,00014,673849,327986,028
71,008,00016,677991,3231,176,554
81,152,00018,6811,133,3191,375,335
91,296,00020,6851,275,3151,582,742
101,440,00022,6891,417,3111,799,162
111,584,00024,6931,559,3072,025,002
121,728,00026,6971,701,3032,260,685
131,872,00028,7011,843,2992,506,654
142,016,00030,7051,985,2952,763,372
152,160,00032,7092,127,2913,031,323
162,304,00034,7132,269,2873,311,013
172,448,00036,7172,411,2833,602,969
182,592,00038,7212,553,2793,907,743
192,736,00040,7252,695,2754,225,913
202,880,00042,7292,837,2714,558,081

20年間で288万円を拠出して、受け取る際には455万円程度、実に58%ものプラスになることが分かります。

また、節税効果もありますので、例えば所得税、住民税が10%とすると、さらに288,000円分のプラスになることになります。

iDeCoを開始する際の検討の結果、最終的に資産がマイナスになることはないと思っているのですが、このように最終的に資産がプラスになってくれると有難いですね。

20年後を気長に待ちたいと思います。


iDeCo口座の現状に関する所感


まだiDeCoを初めて間もないので何とも言えませんが、プラスになっているのは良いことですね。

今後は収支がマイナスになる場面もあるかと思いますが、その場合は、「安売りされており、今のうちに運用商品を多く購入できるからいいことだ。受け取る際に値が戻っていればいいことだ」と思いながら、心の平穏を保ちつつ、運用を続けていこうと思います。

また、SBI証券の口座管理手数料が0円となっていることから、「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ購入した場合の収支との比較を行いながら、移管の要否についても検討を続けていきたいと思います。


細かい点の補足説明など


以下では、今回の記事の補足説明を行います。

1月~4月の4か月分が表示されていることについて

iDeCoの毎月引き落とされる掛金は、前月分の掛金となっています。例えば、4月購入分の掛金が5月26日に引き落とされることになります。

また、掛金が引き落とされた後、実際に商品が購入されるのは引き落としの13日後になります。

そのため、6月時点では、6月26日に引き落とされた5月分の掛金では未だ運用商品が購入されていないことから、1月~4月までの4か月分の結果が表示されることになります。

手数料の細かい内訳について


手数料等の内訳としては、加入手数料2,777円、毎月の国民年金基金連合会手数料(103円)を4か月分と事務委託先金融機関手数料(64円)を2か月分になっています。

事務委託先金融機関手数料が2か月分となっている理由としては、初回の2か月分の掛金が引き落とされて運用商品が購入されるまでは、金融機関が保管している運用商品はありませんので、2か月分の手数料が掛からないためです。


今日のまとめ


  • 平成29年6月時点では、iDeCo口座は+2,013円、+4.5%となっている。
  • SBI証券への移管については引き続き検討する。