iDeCoについては、色々と検討しましたが、大まかには以下のような運用を行っています。
- 口座は楽天証券で開設する
- 商品は「たわらノーロード 先進国株式」のみで運用する
- 毎月の掛金は12,000円
以前に検討した際の記事はこちらです。
※私が楽天証券で口座を開設したのち、平成29年5月19日から、SBI証券が無条件で口座管理手数料を0円に変更しました。
そのため、今から私がiDeCoを開始する場合は、上の記事で検討していたように、SBI証券で「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ購入して運用すると思います。
平成29年6月時点のiDeCo口座状況
楽天証券でのiDeCo口座の状況は、このようになっています。
1月~4月までの4か月で、実際に拠出した金額は12,000×4=48,000円です。
そのうち、手数料等が引かれた44,683円が累計投資額となっており、その現在の評価額は46,696円となっています。
累計投資額と比べた収支としては、+2,013円、+4.5%となっています。
このペースで20年間運用するとどうなるのか?
皮算用ですが、+4.5%で20年運用した場合に、資産がどのようになるのか試算してみました。
年数 | 累計拠出金 | 累計手数料 | 累計投資額 | 評価額 |
1 | 144,000 | 4,653 | 139,347 | 145,289 |
2 | 288,000 | 6,657 | 281,343 | 299,580 |
3 | 432,000 | 8,661 | 423,339 | 460,495 |
4 | 576,000 | 10,665 | 565,335 | 628,331 |
5 | 720,000 | 12,669 | 707,331 | 803,400 |
6 | 864,000 | 14,673 | 849,327 | 986,028 |
7 | 1,008,000 | 16,677 | 991,323 | 1,176,554 |
8 | 1,152,000 | 18,681 | 1,133,319 | 1,375,335 |
9 | 1,296,000 | 20,685 | 1,275,315 | 1,582,742 |
10 | 1,440,000 | 22,689 | 1,417,311 | 1,799,162 |
11 | 1,584,000 | 24,693 | 1,559,307 | 2,025,002 |
12 | 1,728,000 | 26,697 | 1,701,303 | 2,260,685 |
13 | 1,872,000 | 28,701 | 1,843,299 | 2,506,654 |
14 | 2,016,000 | 30,705 | 1,985,295 | 2,763,372 |
15 | 2,160,000 | 32,709 | 2,127,291 | 3,031,323 |
16 | 2,304,000 | 34,713 | 2,269,287 | 3,311,013 |
17 | 2,448,000 | 36,717 | 2,411,283 | 3,602,969 |
18 | 2,592,000 | 38,721 | 2,553,279 | 3,907,743 |
19 | 2,736,000 | 40,725 | 2,695,275 | 4,225,913 |
20 | 2,880,000 | 42,729 | 2,837,271 | 4,558,081 |
20年間で288万円を拠出して、受け取る際には455万円程度、実に58%ものプラスになることが分かります。
また、節税効果もありますので、例えば所得税、住民税が10%とすると、さらに288,000円分のプラスになることになります。
iDeCoを開始する際の検討の結果、最終的に資産がマイナスになることはないと思っているのですが、このように最終的に資産がプラスになってくれると有難いですね。
20年後を気長に待ちたいと思います。
iDeCo口座の現状に関する所感
まだiDeCoを初めて間もないので何とも言えませんが、プラスになっているのは良いことですね。
今後は収支がマイナスになる場面もあるかと思いますが、その場合は、「安売りされており、今のうちに運用商品を多く購入できるからいいことだ。受け取る際に値が戻っていればいいことだ」と思いながら、心の平穏を保ちつつ、運用を続けていこうと思います。
また、SBI証券の口座管理手数料が0円となっていることから、「iFree NYダウ・インデックス」と「DCニッセイ外国株式インデックス」を50%ずつ購入した場合の収支との比較を行いながら、移管の要否についても検討を続けていきたいと思います。
細かい点の補足説明など
以下では、今回の記事の補足説明を行います。
1月~4月の4か月分が表示されていることについて
iDeCoの毎月引き落とされる掛金は、前月分の掛金となっています。例えば、4月購入分の掛金が5月26日に引き落とされることになります。
また、掛金が引き落とされた後、実際に商品が購入されるのは引き落としの13日後になります。
そのため、6月時点では、6月26日に引き落とされた5月分の掛金では未だ運用商品が購入されていないことから、1月~4月までの4か月分の結果が表示されることになります。
手数料の細かい内訳について
手数料等の内訳としては、加入手数料2,777円、毎月の国民年金基金連合会手数料(103円)を4か月分と事務委託先金融機関手数料(64円)を2か月分になっています。
事務委託先金融機関手数料が2か月分となっている理由としては、初回の2か月分の掛金が引き落とされて運用商品が購入されるまでは、金融機関が保管している運用商品はありませんので、2か月分の手数料が掛からないためです。
今日のまとめ
- 平成29年6月時点では、iDeCo口座は+2,013円、+4.5%となっている。
- SBI証券への移管については引き続き検討する。